よろこびと わらいと いのち

『かえでがおか農場のなかまたち』

作・絵: アリスとマーティン・プロベンセン
訳: 乾 侑美子
出版社: 童話館出版



ニワトリは、みんな おなじようですが、よくみると、1わ1わ、ちがいます。


あなぼこだらけの道のゆきどまりにある、かえでがおか農場。

動物たちの日々の暮らしぶりが、ユーモアたっぷりの絵と文で語られます。


ネコ、ウマ、イヌ、ヒツジ、ヤギ、メウシ、ニワトリ、ガチョウ……そのほかいろいろ。

みんな、名前がついています。



我が家で特に人気なのは、卵を温めるのが得意なニワトリの「チイサナ カワイイ 赤毛チャン」、
12ひきのお母さんになったブタの「パール」、
1時間もかけてきれいにしてあげたのに、すぐに泥に飛び込んで遊ぶウマの「イブン」。



どの動物もいいところがいっぱい。もちろん、けってんもあります。

だから、おもしろい。


なんだか、おおらかな気持ちになれる一冊です。


童話館サイト

(松井/記)

ことば×からだ☆おやこ絵本ワークショップ

イシス子ども編集学校による親子向け絵本ワークショップ。 絵本づくりワークや言葉遊び、手遊びを通して、ことばとからだをのびのび、いきいき、育てます。 《絵本の読み方が広がる 親子の会話が変わる》