わたしはスーパー赤ちゃん!

『ころんちゃん』

作・絵:まつなりまりこ
出版社:アリス館


ころーんて ねてるこ だれですか
ころんちゃんです


主人公は寝返りが打てるようになった赤ちゃん、ころんちゃん。

頭をぶつけて思いっきり泣いた後、抱っこされてまた眠るというストーリーで、

0歳から楽しめる絵本です。


我が家の兄妹は6つ違いです。


『ころんちゃん』は長女が赤ちゃんの時にたまたまもらって、

長男と一緒になんども読みました。


赤ちゃんの泣き声は大人が聞いてもツライ。

長男も最初、焦ったり、イライラしたりしていましたが、

だんだんと「赤ちゃんって、こうだよね」と余裕をもって接することが

できるようになりました。


ころんちゃんの泣き声の表現が傑作です!



5歳になった長女の読み方がおもしろい。

読んでもらいながら、赤ちゃんになりきって遊びます。


畳の上で、文章の通りころんころん。

頭をぶつけたふりをして、大げさな泣き真似。

抱っこしてもらって、泣きやみ、最後にまた、ころん。


トイレが苦手だった時は「わたしはスーパー赤ちゃんなんだよ」と言いながら

一人で行く挑戦をしていました。

赤ちゃんだと考えると、確かにちょっとしたこともスゴイ。

<ふり>は、ホントに力になるなあと感じた一コマでした。


補修しながらずっと読んでいます

  

(松井/記)

ことば×からだ☆おやこ絵本ワークショップ

イシス子ども編集学校による親子向け絵本ワークショップ。 絵本づくりワークや言葉遊び、手遊びを通して、ことばとからだをのびのび、いきいき、育てます。 《絵本の読み方が広がる 親子の会話が変わる》